声楽

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ヘンデル『私を泣かせてください』深堀り:気高い強さを表現するイタリア歌曲の名曲:歌のレッスン

ヘンデルが作曲したイタリア歌曲『私を泣かせてください』が、聴く人の心をゆさぶるのは、悲しみをただ切々と訴えるだけではなく、涙と引き換えに、気高い決意と覚悟を歌っているからです。気高い精神を表現豊かに歌うために、作曲された背景や、内容を学んでいきましょう。
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ヘンデルの『ラルゴ(オンブラ マイ フ)』格調高い気品と親しみやすさを兼ねた名曲:歌のレッスン

ヘンデルが《オペラを堪能し楽しんでもらう》ために、主人公の王が、物語の始まりからアリアを歌いあげる魅惑的な演出で始まるオペラ『クセルクセス(セルセ)』。瞬く間にヘンデルのオペラの世界へ引き込むアリア『ラルゴ(オンブラ マイ フ)』は、どのような内容なのでしょうか。
自作曲「我が心の歌」紹介

人生を辿る自作作品!第6回:歌曲「祝婚歌」

第6回目のご紹介は、2022年7月作曲「祝婚歌」です。初孫の挙式に参列し、孫の晴れ姿を目の当たりにすると、出産時のエピソードが思い出されます。初孫の出産予定日が、私共の合唱団の初の海外演奏旅行と重なっていたのです。
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歌曲『ラルゴ(オンブラマイフ)』ヘンデルのグローバル人生とエンターテイメントな楽曲:歌のレッスン

美しく深みのあるメロディが、人々の心に感銘を与えるイタリア歌曲の名曲、ヘンデルの『ラルゴ(オンブラ マイ フ )』。「音楽の母」と呼ばれる大作曲家ヘンデルが、どのような道をたどって、どのような音楽を作ったのか、代表作とともに、みていきましょう。
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『イエスタデイ ワンス モア』♫シャラララ~心地良さの秘密:カーペンターズ:歌のレッスン

1970年代の日本で、オリコン洋楽チャート26週連続1位となった、記録的な大ヒット作『イエスタデイ ワンス モア』。「♫シャラララ〜」と、心地良く歌えるわけは、いったいどこにあるのでしょうか?「カーペンターズ」が、ロック音楽全盛期の中にあっても、ソフトな音楽で聴く人の心をとらえ、世界的スターとなったのは、なぜでしょうか?
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人生を辿る自作作品!第4回:チェロ曲「ロマンス」

第4回目のご紹介は、1963年8月作曲「ロマンス」です。クラシック音楽における「ロマンス」とは、自由な形式の甘美で叙情的な内容の楽曲を言います。古今の作曲家も数々の「ロマンス」を後世に残しています。さて、思い起こせば、私が音楽大学の2回生の折、同大学のピアノ科に在籍する、ある女性に自作の歌曲を贈りました。それこそが、「ロマンス」と題した、まさしく「愛の歌」でした。
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『トゥナイト』若きバーンスタインの願い:『ウエストサイドストーリー』より:歌のレッスン 

伝説のブロードウェイ・ミュージカル『ウエストサイドストーリー』。劇中で歌われるデュエット『トゥナイト』が、いつまでも輝きを失うことなく新鮮で、きらめくような生命の力さえも感じられるのは、なぜなのでしょうか?そこには、バーンスタインが曲に込めたメッセージがあるのです。『トゥナイト』が作曲された背景を知ることで、理解を深め、表現力豊かに歌いましょう。
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人生を辿る自作作品!第3回:合唱曲「ひびけ歌声」

第3回目のご紹介は、1968年8月作曲「ひびけ歌声」です。1967年(昭和42年)10月、当音楽教室の生徒さんのお母様からのご要望により、お母様方で構成される女声合唱団「カナリア・コーラス」を創設しました。当時はまだ、お母様方による合唱団は、めずらしい存在でした。
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『愛の讃歌』フランス原語と日本語の歌詞が違う!それぞれの愛のかたち:歌のレッスン

シャンソンを代表する名曲『愛の讃歌』ですが、実は、フランス原語の歌詞と、日本語の歌詞とでは、《 歌詞で表されている【愛のかたち】が違う 》ことを知っていますか。それぞれの歌詞で表現されている【愛のかたち】は、どのように違うのでしょうか。なぜ、違いが生まれたのでしょうか。
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シューベルト『セレナーデ』悲しみは美しい音楽に:歌のレッスン

シューベルト作曲のドイツ歌曲『セレナーデ』は、切ない恋心を悲しく歌いあげるメロディーが、聴く人の心まで搔き乱します。恋人への愛の歌が、なぜ、こんなにも悲しいメロディーなのでしょうか?そのわけは、シューベルトの生い立ちにあります。