声楽

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『イエスタデイ ワンス モア』♫シャラララ~心地良さの秘密:カーペンターズ:歌のレッスン

1970年代の日本で、オリコン洋楽チャート26週連続1位となった、記録的な大ヒット作『イエスタデイ ワンス モア』。「♫シャラララ〜」と、心地良く歌えるわけは、いったいどこにあるのでしょうか?「カーペンターズ」が、ロック音楽全盛期の中にあっても、ソフトな音楽で聴く人の心をとらえ、世界的スターとなったのは、なぜでしょうか?
自作曲「我が心の歌」紹介

人生を辿る自作作品!第4回:チェロ曲「ロマンス」

第4回目のご紹介は、1963年8月作曲「ロマンス」です。クラシック音楽における「ロマンス」とは、自由な形式の甘美で叙情的な内容の楽曲を言います。古今の作曲家も数々の「ロマンス」を後世に残しています。さて、思い起こせば、私が音楽大学の2回生の折、同大学のピアノ科に在籍する、ある女性に自作の歌曲を贈りました。それこそが、「ロマンス」と題した、まさしく「愛の歌」でした。
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『トゥナイト』若きバーンスタインの願い:『ウエストサイドストーリー』より:歌のレッスン 

伝説のブロードウェイ・ミュージカル『ウエストサイドストーリー』。劇中で歌われるデュエット『トゥナイト』が、いつまでも輝きを失うことなく新鮮で、きらめくような生命の力さえも感じられるのは、なぜなのでしょうか?そこには、バーンスタインが曲に込めたメッセージがあるのです。『トゥナイト』が作曲された背景を知ることで、理解を深め、表現力豊かに歌いましょう。
自作曲「我が心の歌」紹介

人生を辿る自作作品!第3回:合唱曲「ひびけ歌声」

第3回目のご紹介は、1968年8月作曲「ひびけ歌声」です。1967年(昭和42年)10月、当音楽教室の生徒さんのお母様からのご要望により、お母様方で構成される女声合唱団「カナリア・コーラス」を創設しました。当時はまだ、お母様方による合唱団は、めずらしい存在でした。
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『愛の讃歌』フランス原語と日本語の歌詞が違う!それぞれの愛のかたち:歌のレッスン

シャンソンを代表する名曲『愛の讃歌』ですが、実は、フランス原語の歌詞と、日本語の歌詞とでは、《 歌詞で表されている【愛のかたち】が違う 》ことを知っていますか。それぞれの歌詞で表現されている【愛のかたち】は、どのように違うのでしょうか。なぜ、違いが生まれたのでしょうか。
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シューベルト『セレナーデ』悲しみは美しい音楽に:歌のレッスン

シューベルト作曲のドイツ歌曲『セレナーデ』は、切ない恋心を悲しく歌いあげるメロディーが、聴く人の心まで搔き乱します。恋人への愛の歌が、なぜ、こんなにも悲しいメロディーなのでしょうか?そのわけは、シューベルトの生い立ちにあります。
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『ブラームスの子守歌』からブラームスが偉大なわけを知る:三大子守歌:歌のレッスン

優しいメロディーが心地良く眠りに誘ってくれる『ブラームスの子守歌』には、ブラームスの作曲観に基づく重要な特徴があります。ブラームスは、どんな考えをもとに、作品を作り出していたのでしょうか?【子守歌】は、子どもをあやしたり、寝かしつけたりするために、自然的に発生した歌です。世界の多種多様の伝統的な民謡としての【子守歌】をもとにして、クラシック音楽に取り入れ、音楽的に発展させた作品が、歌曲や器楽曲の『子守歌』です。
発表会

第53回発表会、開催致しました!

過日、当教室の第53回発表会を開催致しました。開催日は9月16日、開演12時30分、会場は吹田市文化会館〈メイシアター〉中ホールです。当日は厳しい暑さの中、また、「敬老の日」の祝日にも拘わらず、多くの皆様にご来場賜りました。この場をお借りし...
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『夢路より』フォスターが夢見る人に希望の光を託した曲:歌のレッスン

『夢路より(夢見る人)』は、1864年(37歳)の作品で、フォスターが亡くなる数日前に書かれ、フォスターの死後、発表された遺作です。フォスターは、数多くのヒット曲を出しながら、経済的に困窮し、『夢路より』の美しいメロディーからは、想像もできないすさんだ生活を送り、苦しんでいました。それは、なぜなのでしょうか?
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『献呈』ミルテの花より:シューマンの心の輝き 花嫁に捧げた愛の名作:歌のレッスン

🎼《愛する花嫁へ》シューマン作曲のドイツ歌曲『献呈』は、クラシックの声楽を学ぶ人なら、誰もが知っている有名な歌曲です。抒情あふれる美しい歌曲であることに加えて、この歌曲を有名にしているわけが、もう一つあります。それは、シューマンが、最愛の恋...