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『ブラームスの子守歌』ブラームスが神に祈った世界三大子守歌:歌のレッスン

優しいメロディーが心地良く眠りに誘ってくれる『ブラームスの子守歌』には、ブラームスの作曲観に基づく重要な特徴があります。ブラームスは、どんな考えをもとに、作品を作り出していたのでしょうか? 【子守歌】は、子どもをあやしたり、寝かしつけたりするために、自然的に発生した歌です。世界の多種多様の伝統的な民謡としての【子守歌】をもとにして、クラシック音楽に取り入れ、音楽的に発展させた作品が、歌曲や器楽曲の『子守歌』です。
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『夢路より』夢見る人にフォスターの希望の光を託して:歌のレッスン

『夢路より(夢見る人)』は、1864年(37歳)の作品で、フォスターが亡くなる数日前に書かれ、フォスターの死後、発表された遺作です。フォスターは、数多くのヒット曲を出しながら、経済的に困窮し、 『夢路より』の美しいメロディーからは、 想像もできないすさんだ生活を送り、苦しんでいました。それは、なぜなのでしょうか?
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『献呈』ミルテの花より:シューマンの心の輝き 花嫁に捧げた愛の名作:歌のレッスン

🎼《愛する花嫁へ》 シューマン作曲のドイツ歌曲『献呈』は、クラシックの声楽を学ぶ人なら、誰もが知っている有名な歌曲です。 抒情あふれる美しい歌曲であることに加えて、この歌曲を有名にしているわけが、もう一つあります。 それは、シューマンが、最...
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『アイスクリームのうた』歌のレッスン:つめたい、あまい、おいしい、を表現しよう!

当教室の、こどものうたクラスの生徒さんたちにも大人気の歌、子どもの童謡『アイスクリームのうた』のレッスンのポイントをお伝えしていきます。『アイスクリームのうた』の歌詞は、アイスクリームを食べて感じることを、一般的な感覚を前提として書かれています。アイスクリームは「つめたい」「あまい」「おいしい」の3点です。歌詞に書かれていることが、生徒さんの実体験で得ている感覚と同じであれば、歌に対しての理解が易しくなるので、より表現しやすくなります。
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『アメイジンググレイス』生まれ変わる勇気を与えてくれる曲:歌・ピアノのレッスン

『アメイジンググレイス』の讃美歌名『われをもすくいし(我をも救いし)』から、作者が【神様に救っていただいた】と感じた何らかの出来事があったことがうかがえます。200年以上もの間にわたって、歌い継がれる曲を生むことになった、作者のアメイジンググレイス(驚くべき神の恵み)】とは、いったい何だったのでしょうか。
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『翼をください』時代や場所を超えて人のあるべき姿を映し出す曲:歌のレッスン

誰もが知っている、そして歌ったことがある国民的愛唱歌の『翼をください』は、作曲されてから50年以上の長い時が経った今でもなお、新鮮に感じられる曲です。いつも心地良い爽快感がわいてくるわけは、どこにあるのでしょうか。曲に込められたメッセージを理解して歌うことで、さらに、深い表現ができるようにしましょう。
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『戦場のメリークリスマス』:《死》と《生》を表現する音色:ピアノレッスン

「戦場」と「メリークリスマス」が合わされたネーミングは、そのネーミングだけで、心がハッとするような強い印象が残ります。「戦場」は《死》を、「メリークリスマス」は《生》を表しているからでしょう。どちらも、人の根源的な感情を呼び覚ます言葉です。心が洗われるような心地の良いメロディーは、どのように生みだされたのでしょうか。
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日本歌曲『初恋』が生まれた背景を深堀り!情緒豊かに表現しよう:歌のレッスン

日本歌曲『初恋』の作詞者、石川啄木の作家人生、心の内面を深堀りして、【日本歌曲】『初恋』の歌の表現に活かしましょう。そのカギとなるのは、「砂」という言葉です。
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日本歌曲『初恋』日本文化の美意識の結晶!表現豊かに歌う:歌のレッスン

【日本歌曲】『初恋』は、声楽を学んでいく上では、必ず、歌う必要がある名曲です。なぜならそれは、 ズバリ!とても難しい曲だからです。この曲を、十分に表現して歌えたら、相当な実力が付いてきた、と言えるでしょう。つまり、【日本歌曲】『初恋』は、表現力をレベルアップする練習には欠かせない曲、と言えるのです。
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歌曲『ローレライ』ハイネの詩と優美なメロディーの融合:歌のレッスン

世界的に有名な歌曲『ローレライ』は、クラシック音楽19世紀ロマン派を中心として発展した【ドイツ歌曲】です。『ローレライ』について、生徒さんに学んでもらったことを中心に、お話を進めていきます。 歌の表現がより豊かになるよう、理解を深めましょう。作詞者は、ドイツの著名な詩人、ハインリッヒ・ハイネ(1797-1856)。ハイネの詩集『歌の本』(1827年)の中の作品です。詩集『歌の本』は、ハイネの恋愛体験をもとに書かれたもので、若者のほとばしる情熱、せつない苦悩、キラキラした喜びなどが、生き生きと表現されています。