人生を辿る自作作品!第4回:チェロ曲「ロマンス」

自作曲「我が心の歌」紹介

「我が心の歌」〜人生を辿る8曲の自作作品!~

私には、これまでの人生の折々に作曲した、自作の楽曲があります。
独唱曲、合唱曲、器楽曲の合わせて8曲で、
各曲は約1分から5分の小さな作品です。

本来、本格的な作曲に必要な
和声楽や楽式論などの高度な知識を用いた曲ではありませんが、
音楽大学の授業で学んだ作曲の基礎の上に、
私の専門であるチェロや、ピアノの演奏、合唱指導・指揮などの経験を生かし、
持ち前の情熱で作り上げた作品です。

音楽に携わって歩んできた人生の中で、
情感がほとばしった瞬間、
思わずメロディがあふれ出していた、というのが正直なところです。

そこで、
本棚にしまい込んでいたこれらの作品を、
ひとつの形にまとめ、
「自作曲集」として作成してみたいとの思いに至りました。

時間を見つけてはパソコンに向かい、
楽譜の作成ソフトに音を打ち込んでいきます。
今の時代は、このソフトがあれば、
家庭で市販の楽譜と同等のものが作れる便利な時代になりました。
しかも、打ち込んだ音を、色々な楽器の音で再現することも出来るのです。

地道な作業ではありましたが、
まるで人生の足跡を辿るかのようでもあり、どの作品にも深い感慨を覚えます。 
作品数は僅かながら8曲、それぞれ小さな作品ですが、
私には「我が心の歌」として、誠に愛おしく思えるのです。

こうして出来上がった「自作曲集」の作品を、
当音楽教室ホームページのブログ記事にて、ご紹介させていただきます。
毎回、自作曲を1曲ずつ、
演奏(PCでの再現音)に解説を添えて、お届けする予定です。

どの作品も、
皆さまにお気軽にお聴きいただける作品ですので、
是非、お楽しみ下さい。
音楽にいそしむことの喜びをお伝えできれば、嬉しく存じます。
        

チェロ曲「ロマンス」

作曲:梅谷邦彦 

第4回目のご紹介は、1963年8月作曲「ロマンス」です。

【作曲ノート】
クラシック音楽における「ロマンス」とは、
自由な形式の甘美で叙情的な内容の楽曲を言います。
古今の作曲家も数々の「ロマンス」を後世に残しています。
有名な曲のひとつは、
ベートーヴェンのバイオリンと管弦楽のための「ロマンス 第2番 ヘ長調」でしょう。 

さて、思い起こせば、私が音楽大学の2回生の折、
同大学のピアノ科に在籍する、ある女性に自作の歌曲を贈りました。

それこそが、「ロマンス」と題した、まさしく「愛の歌」でした。

自作の歌詞に旋律を付けて捧げたのですが、
今、思うと随分、思い切ったことをしたものです。
ただし、その女性こそが、現在の妻ですから、
今日、このように公にすることが出来るのですが・・・・・

いずれにしても、歌曲「ロマンス」の献呈が、
当時の彼女の心をどれほどに動かしたかは、未だかつて尋ねたことはありません。

しかし、その後、交際を経てめでたく結婚し、
共に音楽を一生の仕事として今日まで歩むことが出来ました。
顧みれば、幸せな良き人生であったと思うのです。

遥かな昔、歌曲「ロマンス」が、
愛のキューピットとなり得たのであれば、嬉しい限りです。

なお、前述の通り原曲は歌曲ですが、今回、チェロ曲に編曲を試みました。
私の専門であるチェロの曲にして、自らが演奏してみたい思いに駆られたからです。

曲は、ピアノの祈るような前奏に続き、
チェロが原曲「ロマンス」の切ない旋律(そう思うのは、私だけかも)を奏してゆき、
情熱的に終結します。
いつの日か、私のチェロと妻のピアノで共演し、名演奏したいものと夢見ています! 

若かりし頃のステージ演奏(妻のピアノで)

               

            

では、今後の掲載予定を少し先取りして、お知らせします。

第6回目予定
歌曲「祝婚歌」(2022年7月作)
初孫の結婚を祝し、贈った作品です。
曲を聴いた孫の希望で、結婚披露宴のBGMとして流し、
結婚に花を添えることができましたことは、幸いです。

ご紹介予定
第5回:「感傷的なワルツ」(ピアノ曲)
第6回:「祝婚歌」(歌曲)
第7回:「さようなら そして ありがとう」(合唱曲)
(自作8曲中のバイオリン曲は、省略させていただきます。)

前回までの公開作品
第1回:「すずらん」(歌曲)

第2回:「ぼくはピアニスト!」(歌曲)

第3回:「ひびけ歌声」(合唱曲)

大阪府吹田市千里丘の音楽教室です。 幼児(3歳)からシニアの方まで、随時ご入会を受け付けています。 現在、個人レッスンによる「ピアノ」「声楽」「チェロ」「ソルフェージュ(視唱、聴音、楽典など)」の4科目を開講しており、初心者、経験者、趣味で楽しみたい方、また音楽大学・音楽高校を目指したい方など様々な生徒さんが在籍されています。 ご一緒に音楽を学び、楽しみませんか。
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